第1話が話題騒然の『推しの子』。海外でも“OSHI NO KO“として大注目されています。
そこで今回は、第2話「三つ目の選択肢”Third Option”」に出てきた印象的なセリフとその英訳を紹介。そしてちょっとだけ英文法の解説をします。
アニメで英語を学べば断然おもしろい。まずは、楽しんでください!
ちなみに僕はアニメ派なので、この話数以降のネタバレは一切ないので安心してくださいね。
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- 【セリフ①】星野アクア/I won’t let her tread in Ai’s steps.
- 【セリフ②】星野ルビー/I’m gonna be like Mom!
- 【セリフ③】斎藤ミヤ子/StrawberryProductions will be putting together a new group for the first in over a decade.
- 【セリフ④】五反田母/You’ll be joining us for dinner, won’t you, Aqua-kun?
- 【セリフ⑤】星野ルビー&有馬かな/The genious child actor who can licking soda like that. The genious child actor who can cry in ten seconds flat!
- まとめ
【セリフ①】星野アクア/I won’t let her tread in Ai’s steps.
![星野アクア/I won't let her tread in Ai's steps.](https://kairi.blog/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-22_15h52_14-1024x575.jpg)
「アイと同じ轍を踏ませない」
I won’t let her tread in Ai’s steps.
五反田監督の「ルビーがアイドルになったっていいじゃないか」という発言に対してのアクアの反応。
使役動詞の“let”「~を~(の状態に)させる」ここではその否定ですね。”tread in~”は「~に踏み込む」。 なので”her”(ルビー)を”tread in Ai’s steps.(アイが辿った道に踏み込る状態に)”させない、つまり「(ルビーには)アイと同じ轍を踏ませない」となりますね。
理由はわかりますが、第1話からだいぶ変わってしまったアクアにちょっと心配になる一言でした。
- Let me see that.(私を見る状態にして=見せて)
- Let‘s/Let us go.(私たちを行く状態にして=行こう、やろう)
- Letit go.(それを行く状態にして=なるようになるさ)
【セリフ②】星野ルビー/I’m gonna be like Mom!
![星野ルビー/I'm gonna be like Mom!](https://kairi.blog/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-22_15h49_21-1024x575.jpg)
「絶対ママみたいになるんだ」
I’m gonna be like Mom!
アイドルにあることにあまり賛成していないアクアやみや子に対して、ルビーの決意。
“be gonna” は “be going to” の短縮形、未来を示しています。
同じような未来を表す表現に”will”もありますよね。でも”be going to”のほうがもう始まっちゃっている感が強くで出ます。もう始まっちゃってるから未来ではそうなってるって感じでしょうか。だから、ルビーの中ではママのようになることは、もう始まってしまっているのですね。
ルビーの前世は若くして亡くなっている少女。今もまだ純粋な心なんですね。
- gonna = going to “I’m gonna go to the store.” (私は店に行くつもり。)
- wanna = want to “I wanna watch a movie tonight.” (今晩映画を見たいな。)
- gotta = got to / have to “I gotta leave now.”(今すぐ出発しなきゃ。)
- kinda = kind of “I’m kinda tired.” (ちょっと疲れる。)
【セリフ③】斎藤ミヤ子/StrawberryProductions will be putting together a new group for the first in over a decade.
![斎藤ミヤ子/Strawberry Productions will be putting together a new group for the first in over a decade.](https://kairi.blog/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-22_15h49_56-1024x575.jpg)
「苺プロは十数年ぶりに新規アイドルグループを立ち上げます」
StrawberryProductions will be putting together a new group for the first in over a decade.
アイドルになる決意はかわらないルビーに対して、現事務所社長であるミヤ子の一言
「will be putting together」は、将来進行形「~するつもりだ」という意味です。「put together」は、「組み立てる」という意味、この文では「結成する」という意味で用いられていますね。
“for the first time in over a decade”は「10年ぶり」という表現。この表現、日本語の感覚のままで考えると「アイのグループでやってたのにファーストタイム?」ってちょっとアレっとなりませんか?「~ぶりを」を英語では”for the first time in~”と表現するのでぜひ覚えてくださいね。
スキャンダルを売ろうとしていた1話に比べて、「ミヤ子さんあなた立派になられて」って感じのシーンでした。
- “I saw the sun for the first time in a month.”(1か月ぶりに太陽を見た)
- The fresh air outside the prison for the first time in 8 years(8年ぶりのシャバの空気)
- “I got a girlfriend from a past life for the first time.”(前世ぶりに彼女ができた)
【セリフ④】五反田母/You’ll be joining us for dinner, won’t you, Aqua-kun?
![五反田母/You'll be joining us for dinner, won't you, Aqua-kun?](https://kairi.blog/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-22_15h53_21-1024x575.jpg)
「アクア君もご飯食べてくよね?」
You’ll be joining us for dinner, won’t you, Aqua-kun?
アクアが何かいいこと言いそうだったときに、五反田監督の母からの一言。
“You’ll be joining us for dinne, won’t you?”を直訳すると「あなたは夕食に参加しているでしょう?」となります。”join~” が「~参加する」。”for dinner”が「夕食に」。
文末の”won’t you?”は付加疑問文。相手に確認や承認を求める意味になりますね。
この場面では前後に五反田監督がめちゃくちゃいいセリフ連覇してたんです。前回五反田監督のセリフは選んだこともあり、結局このセリフを選んでしましました。
- I’m pretty, aren’t I?(私ってきれいよね?)
- I’m not fat, am I?(私太ってないよね?)
- A:You’re not going to eat any more, are you?(もうこれ以上食べないよね?)
B:You’re definitely going to eat more, aren’t you?(食べるに決まってんじゃん)
前回の五反田監督の明言はこちらから
【セリフ⑤】星野ルビー&有馬かな/The genious child actor who can licking soda like that. The genious child actor who can cry in ten seconds flat!
![星野ルビー/The genious child actor who can licking soda like that.](https://kairi.blog/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-22_15h54_21-1024x575.jpg)
![有馬かな/The genious child actor who can cry in ten seconds flat!](https://kairi.blog/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-22_15h58_02-1-1024x575.jpg)
「重曹を舐める天才子役」「10秒で泣ける天才子役よ」
The genius child actor who can lick baking soda like that.
The genius child actor who can cry in ten seconds flat!
アクアと有馬かなの久しぶりの再会シーン。
“genius”は「天才」。”actor”は「役者」。 ”lick”は「舐める」(バイオハザード舌の長いクリーチャーリッカーもここからきてるのかな)関係代名詞 “who” を含んだ複合名詞句です。who以降がこの句の主語 “The genius child actor” を修飾していますね。
ルビーのセリフも同様の形をしています。who以降がこの句の主語 “The genius child actor” を修飾していますね。”in ten seconds flat”はいわゆる期間の”in”です。日本語的には「~後に、~の間中に」のになりますね。
オリジナルの日本語では、「重曹を舐める」と「十秒で泣ける」がダジャレになっています。でも、英訳版ではさすがにそこまでの表現ができなかったみたいですね。でも英語版でも画だけで十分に笑えるシーンでした。有馬かなもかなり重要なキャラになってきそうですね。
- The party starts in an hour.(パーティーは1時間後に始まります。)
- “I’ll knock you down in ten seconds.”(お前を10秒で倒してみせる)
- “I will definitely go bald in10 years”(俺は10年以内に確実にハゲる)
海外の反応はコチラの記事にまとめてあります
まとめ
今回は、『推しの子』第2話「三つ目の選択肢”Third Option”」に出てきた印象的なセリフとその英訳を紹介しました。
第2話になってアクア&ルビーは、それぞれに大きな変化がありましたね。高校生になってどんな展開になるのでしょうか。楽しみです!
第3話はコチラ
『推しの子』はまだまだ始まったばかり、これから『推しの子』を楽しみながら英語を身につけちゃいましょう!
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